水彩画が上手になりたい管理人がやってみたこと:初めての水彩色鉛筆

初心者だけど水彩画が描きたい!

水彩画がうまく描けたらいいのに……。そう思ったことはありませんか?

パステルペンシルを使ってカラーでお絵描きしていた管理人ですが、最近水彩で描ける方が羨ましくてですね。

なんだかかっこいいし、すてきじゃないですか、あの水彩のにじんだ感じ!

でも、管理人は少し絵の具にトラウマがありまして。

昔子供の頃に描いていた夏休みの宿題の絵なんですが、これが大変へたくそでした。

子供心に、自分の絵はなんてへたくそなんだろうと、描き上げた絵を見てがっくりしていた覚えがあります。

なんというか、絵の具をのっぺりと塗ってしまってたんですよね。

へたくそでがっくりくる、ということは、感性だけはありそうだけど、技術が追いついてない状態だったのかもしれませんね。

大人になってお絵描きを始めても、水彩は苦手だからと手を出してなかったのですが……

必要に迫られて水彩に手を出した

イラストのグループ展では、ミニサイズの原画を描いて販売する、ということがよく行われているんです。

で、わたしもやってみたのですが、ミニサイズにパステルペンシルで描き込むのは大変難しいのです。

これは、水彩画の技術を身に付けないと、と思いました。

水彩色鉛筆の塗り絵テキストを買ってみた!

水彩画が描けると言うのは、2段階あると思うんです。

線画が描ける
その線画を色で塗れる

この2つです。

私の場合、線画を色で塗るのが、決定的にへたくそなわけです。

どうやったら、水彩で綺麗に塗ることができるのか、よくわかっていません。

ということは、つまり、塗り方をマスターすれば、絵のクオリティは飛躍的に上がるのではないか、と考えました。

そこで、本屋で水彩画の塗り方のテキストを見てみたのですが、なかなかしっくりくるのがなかったんです。

わたしが描きたいのは、いわゆる昔ながらのアート系の水彩画ではなく、イラストチックな今風の水彩画なんですよね。

そんな中、一冊のテキストを見つけました。

水彩画の本ではなく、水彩色鉛筆を使ったぬり絵の塗り方の本です。

先ほども書きましたが、線画はデッサンをしたりして、別にどんどん練習しているので、水彩での塗り方の練習がしたいんです。

それなら、塗り絵で塗り方の練習したらいいよね、と思ってそのテキストを買いました。

いきなり水彩絵具だと、ハードルが高いので、水彩色鉛筆なら、パステルみたいに塗って、水筆で馴染ませればいいので、気が楽だとも思いました。

ということで、いきなり透明水彩などの絵の具はハードル高い場合は、水彩色鉛筆をやってみるのもいいかなと思いました。実際、今回水彩色鉛筆を使ってみて、ますます水彩画をやってみたくなりました。

あと、水彩色鉛筆も使いようによっては、かなり水彩画チックに使えることもわかりました。やってみてよかった!

以下に、わたしが使った水彩色鉛筆の本と揃えた道具をレビューしておきますので、デッサン系の鉛筆画やパステル画の方が得意で、水彩画が苦手で悩んでる方は参考にしてくださいね!

好きな描き方の本を買う

水彩のテキストはたくさんあると思いますが、多分大事なのは、自分がこんな絵を描きたいな、と思うような絵が掲載されているテキストを買うことです。

今回、わたしが買ったテキストはこちら。

かわいみなさんの「水彩色鉛筆で始める塗り絵の塗り方上達レッスン」です。

わたしがこのテキストを買った決め手は、絵がわたし好みで可愛くて、色あいがとても綺麗だと思ったからです。

こんな絵が描けたらいいなと思いました。

とても綺麗に塗れる!

作例が1-10まであって、だんだん難しくなっていきます。

テキストの後ろに塗り絵があるので、わたしはそれを切り離して塗りました。

テキストの指示はとても細かく、水彩色鉛筆の色番号を指定して、塗り方も描いてくれています。

テキストに沿って、お手本どおり塗っていけば、水彩色鉛筆の塗り方のテクニックや混色テクニックをマスターできます。

最後のほうになると、すべての塗り方について指示があるわけではないので、指示が書かれていない部分は、それまでのレッスンで塗ったやり方で自分なりに塗って行くので、復習にもなり、塗り方を覚えることができます。

塗り絵は、作例10種類とおまけで6種類付いています。

私はとりあえず作例10種類を、テキストを見ながら10日余りで仕上げました。

作例10までやると、かなり水彩色鉛筆の取り扱いには慣れてきて、塗り方も覚えることができました。

わたしは、塗り方や混色テクニックが知りたかったので、作例10までやって、おまけはまた今度気が向いたらやろうと思います。

塗り絵を10枚やってみた感想

今回、水彩色鉛筆の塗りに特化して訓練できてとても良かったです。

水彩色鉛筆の扱い方に、様々なテクニックがあることがわかって、とてもためになりました。

本を読む前は、普通に水彩色鉛筆で描いて、それを水で濡らす事しか出来ませんでしたが、このぬりえのレッスンをやったことで、表現の幅が広がったように思います。

すでに水彩色鉛筆のテクニックをご存知の中級者の方には物足りないかもしれませんが、初心者の方は、このテキストに沿って指示通りに塗っていくことで、水彩色鉛筆の塗り方や混色のテクニックをマスターすることができると思います。

水彩画をやってみたいけどちょっとハードルが高いと思う初心者の方、水彩色鉛筆のテクニックをマスターしたい初心者の方、にオススメです。

この本の表紙を見て可愛いなと思った方は、レッスンに使ってみてもいいかもしれませんね。

なお、本書の中では、水彩色鉛筆の色番号を指定して混色のテクニックが解説されています。なので、まだ水彩色鉛筆を買ってないのなら、本書指定の水彩色鉛筆を買ってもいいんじゃないかなと思いました。

以下に、このテキストで、塗り絵のレッスンをするときに必要な画材を載せておきますね。一応私の感想も書いておきましたので参考にしてください。

初心者向け水彩色鉛筆画材まとめ

■「水彩色鉛筆ではじめる ぬりえの塗り方上達レッスン」

自分が今回訓練に使用したテキストです。かわいい今風の綺麗なカラーな絵が塗りたい人向け。アーティスティックな塗り方を知りたい人は、別の参考書を探してください。塗ったぬりえは、色鉛筆の色味を見たい時のカラーチャート代わりにもなります。

■ 水彩色鉛筆:ステッドラーカラトアクェレル水彩色鉛筆48色

水で濡らした時の発色がとてもきれいな水彩色鉛筆です。

ステッドラーカラトアクェレル水彩色鉛筆60色

私はパステルの時に結局全色揃えたので、今回も最初から60色を購入しましたが、実際にこのレッスンで使う限りでは48色でもいいのかなと思いました。

ショップによって、定価で販売しているところ、40%オフとかになっているところと、いろいろです。わたしは、アマゾンが安かったので、アマゾンで買いました。

販売する用の絵を描きたいので、メーカーのサイトに書いてあった耐光性も優れているというところが、わたし的にはポイントでした。

■ ステッドラーウォーターブラシ水筆:中筆と細筆

ステッドラーウォーターブラシ細筆&中筆

水彩色鉛筆とウォーターブラシがあると、そのまますぐ描き始めることができ、片付けもすぐ終わるのでとても便利です。

テキスト内の作例でも、頻繁に使用します。中筆と細筆、両方買いました。そして、塗ってみた感じでは、両方必要でした。

■ ステッドラー鉛筆削り

ステッドラー鉛筆削り

とても削りやすい鉛筆削りです。くるっと一回回すだけで、かなり綺麗に削ります。これには、びっくり。

これは買い!!

あとは、ティッシュペーパーや消しゴムを使いますが、それは、おうちにあるんじゃないかなと思います。

ということで、水彩色鉛筆ライフ、ぜひぜひ楽しんでくださいね!

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