【時間すら平等でない世界とは】クロックサイクルの速め方 苫米地英人

時間も平等ではない

この世で万人に平等なものは時間である。管理人はそう思っていました。

しかし、そうではないのだ、ということをこの本を読んで、知ってしまった気がします・・・。

苫米地英人さんの「クロックサイクルの速め方」という本です。

月に300冊読む読書法の本

本書は、苫米地式読書法の本です。

一日10冊、月に300冊を読むことを目標とした速読、と言えばわかりやすいでしょうか。

一日10冊、というと、普通のやり方ではとうてい到達できないレベルです。

管理人は本の虫で、速読は習っていませんが、頭痛が起きることさえいとわなければ、一日2-3冊はデフォルトでも読めます。しかし、10冊はちょっと無理。それも毎日ですよね。

想定では、1冊を10分で読んで100分。

2時間かからずに、1日に10冊を読む算定です。

やはり、なんらかの手法を身につけなくては到達できないレベルだと思います。

情報のマッシュアップ

苫米地氏が言うには、

月に300冊読めるようになれば、同じ概念が「おお、またか、またか」というくらいに出てきます。その結果、さまざまな知識が記憶に定着します。

ということです。

大量の情報をとりこむことで、何度も出てくる重要な考え方や知識を自然に取り込めるということでしょうか。

これは確かにありうることです。

よく、何かの知識を得たい場合は、同じ分野の本を何冊か立て続けに読むといい、ということを聞いたことがありますが、それをもっと壮大なスケールで実行する、ということかもしれません。

想定外の出力方法

わたしは、知識を記憶に定着させることも目的の一つとして、書評記事を書いていますが、おそらくそれよりもハイスピードで記憶が定着するのではないかと思われます。

書評記事を書く、というのも結構時間がかかるため、最近は、書評にして紹介するほどでもない本は、読むだけにしていますが、それでも出力には時間がかかります。

では、苫米地氏は大量に得た知識をどのようにしてアウトプットする、というのでしょうか。

それは、わたしには想定外の方法でした。

どこからアウトプットされるのかといえば、その人の人格からアウトプットされるわけです。じっさい、読書は人格をつくるためにするものです。

これを読んだ時、「まいりました・・・」と思いました。

わざわざブログ記事で出力しなくても、人格から出力できる境地というのはすごいですね。

大量に本を読んでみたい人へ

本書には、一応CDもついていて、速読の練習方法も書かれています。

これ1冊で最後まで到達できるかどうかはわかりませんが、入門書としては良い本だと思います。

わたしも、トライしてみて、月に300冊読む境地をめざそうと思います。

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