こどもに教える一次体験の重要性と500円のソフトクリーム

わたしは、自分がブログ運営を通じて得たマーケティングなどの様々な知識を、積極的にこどもに伝えることにしています。

なので、

「うちのお母さん、変!!うちの家庭は変!!」

と、こどもによく言われるのですが、それなりに、成果も上がっているような、いないような。

500円のソフトクリームを買うべきか、否か?

今回は、500円のソフトクリームを買うべきか、否か?

という状況で、親はどういう判断を子どもに教えたか、ということを書いてみたいと思います。

先日、こども(大学1年生)と出かけた時に、小腹が減ったので、サービスエリアで、何か食べようということになりました。

こどもが見つけたのは、前から食べてみたかったそこそこ有名なソフトクリーム。でも、それは、500円します。その隣には、380円の地元特産のソフトクリームがあります。

こどもは、500円のソフトクリームがずっと気になって、食べてみたかったんだよな、と、言いました。

まあ、でも500円のソフトクリームって、結構高いよね、と言う話しもして。

じゃあ、500円のは高いから、380円のでいいや、とこどもが言いました。

そこで、わたしのスイッチが入ったw

いや、ちょっと待て!!

いいのか、それで!!

500円のソフトクリームが食べてみたかったんだろう?じゃあ、それを買いなよ!と。

一番行っておけ!

今回、わたしがこどもに伝えたかったことは2つありました。

一つは、一番欲しいもの、行っておけ!!ということ。

ここらあたり、多分にわたしが千田琢哉本に影響されてると思うのですがw

一番欲しいものがあるのに、買える状況なのに、それを我慢して二番手に行く。

それが、こどもにとって、幸せなのか?

ここで、じゃあ二番目でいいよね、ということになると、この子は常に二番を掴もうとすることになるのではないか、と。

もちろん、今回二番目を買ったからと言って、それが即、常に二番を掴むということにはならないと思いますが、わたしは、あえて、人生の姿勢を教えようと思ったw

一番欲しいものがあるなら、それ行っとけ!と。なんで、一番を買わないんだ、と。後悔するぞ、とw

これで、とりあえず親としては、様々な状況があるにしても、基本姿勢として、一番欲しいものを取りに行くことにOKを出した、という姿勢を見せたつもりです。

一次体験の重要性

二つ目に伝えたかったのは、一次体験の重要性です。

500円のソフトクリームが美味しいのか、おいしくないのか、実際に食べてみないとわかりません。

今、目の前にそれを体験するチャンスがあり、自分もそれをずっと望んでいたのなら、それ行っとけ!と。

そうでなければ、この先ずっと、そのソフトクリームが美味しいのかどうか、わからないわけです。

美味しいらしいよ、という二次情報と、食べてみて美味しかった、あるいはまずかったという一次情報の間には、天と地ほども情報価値の差があるわけです。

なので、

「君が、友達に話しをするとして、このソフトクリームが美味しいらしいよ、という二次情報と、実際に食べて、おいしかった、まずかった、と語る一次情報と、どちらが情報価値があると思う?

どう考えても、一次情報でしょう。

それに、ここで体験しておかなければ、ずっとあれはどうだったんだろうか、と考えることになるよ。それくらいなら、さっさと体験して、白黒つけた方がいいんじゃないの?」

というようなことを言いまして。

こどもはそれを聞いて、しばらく考えて、じゃあ500円のを食べてみる、ということになりました。

結局、味の方は、期待していたほどでもなく、リピートするまでもない、ということでした。

ね?気になることを、自分で体験してみる、って大事でしょう?

これでもう500円のソフトクリームのことは意識から忘れてさくっと削除して、脳のリソースも空くよね!!

今回の収穫

実際に体験してみて、一次情報・実際に体験してみることの重要性というのを体感できたのではないかと思います。

こんな会話を、サービスエリアのソフトクリーム売り場の前で交わしているとか、周りで聞いてたら相当変な親子ですがw

今回は、実際に一次情報の重要性とかをリアルに体験させることができたので、良かったと思います。

これからも、わたしが得た知識をできるだけチャンスを見つけて、こどもに伝えていきたいと思います。

あなたは、自分が得た知恵を、こどもにきちんと伝えようとしていますか?

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