【新たな価値を創り出す!点と点をつないで円にする技術】圧倒的な価値を創る技術[ゲシュタルトメーカー] 苫米地英人

気になる本を発見

最近こどもも大きくなり、子育てに余裕もできてきたので、たまに、本屋で本を買ったら、マクドでちょっと遅い昼ご飯を食べながら、のんびり本を読むのが、たまの楽しみです。

昨日も、なにげなく本ブラ(本屋でぶらぶらwww)していたのですが、新刊コーナーを見てみると、なんだかとても気になるタイトルの本を見つけました。

苫米地英人さんの「圧倒的な価値を創る技術[ゲシュタルトメーカー]」です。

苫米地英人さんと言えば、盲点(スコトーマ)・洗脳・臨場感・視点を上げるというキーワードに関する本が多い著者さんです。

目の前の世界は頭の中にある

なかなかに通常の会話ではお目にかかれない単語が乱舞している苫米地さんの本ですが、管理人が彼の本に納得しているところが多いのは、苫米地さんが、現実が頭の中にしかない、ということを前提に話しをしているからです。

わたしが現実だと認識している世界は、わたしの感覚器官から入ってきた情報をわたしの脳が再構成したものです。

ですから、わたしの現実というのは、わたしの脳の中にしかない。

これを苫米地氏は「情報」だと説明しているのだと思います。

もしかするとMatrixのような世界なのかもしれません。

これはただのSFではありません。非常に哲学的な問いだと思うのです。同じように考えたのが、荘子で、胡蝶の夢の話しはご存じの方も多いと思います。

では、もしこの世界が頭の中にしか存在しない世界なら生きていても意味がないのか?

わたしはそうは思いません。

わたしが誰かの夢の中の登場人物であろうと、現実世界の登場人物だろうと、かわりはありません。わたしが生きていく意味はわたしが決めればいいのです。

違う世界を見ているのかもしれない

とりあえず、現実世界が存在するとしても、人はなかなかに孤独です。

つまり、入力機関も出力機関も人それぞれ違うのだから、それぞれの人が認識している世界というのは、おそらく一つとして同じ物はないのではないか、と想像できます。

わたしが見ているリンゴと、あなたが見ているリンゴはたぶん違うのです。

それをあなたとわたしが同じだと考えるから、世の中の様々な不幸はおこってしまうのかもしれません。

そして、そんな孤独の世界の中で、誰かの想いと誰かの想いが一部交差するとき、共感がうまれるのではないか、とわたしは考えています。

点と点をつなぐ技術

前振りが長すぎましたwww

さて、今回の苫米地さんの本のテーマは「ゲシュタルトメーカー」。

「圧倒的な価値を創る技術」というタイトルにひかれて買いました。

というのも、ちょうど前の日、ネット友だちとチャットをしていて、

点と点をつなげて円にする

という話しをしていたばかりでした。

ぱらぱらと本をめくっていると、ある一節が目に飛び込んできました。

81ページで、ちょうとアップルの故スティーブ・ジョブズの話しなのですが、

この体験を彼はスピーチの中で「connecting the dots(点と点を繋げる)」と呼んでいますが、これはまさにゲシュタルト構築を上手に言い表している表現です。

というくだりです。

な、なんと、昨日話していたことってのは、ゲシュタルト構築のことだったんですか?

ということで、速攻レジに持って行って買いましたwww

なんというセレンディピティ!

ゲシュタルトメーカーとは

わたしが理解しているところでは、ゲシュタルトとは、物事を見て理解するためのフレームワーク、というか枠組み、ということでしょうか。

同じ物事や現象を見ていても、低い位置からしか物事を見ることができない人と、より高い位置から物事を見ることができる人とでは、物事の解釈にも違いが出てきます。

さらに、誰かが与えてくれた枠組みでしか物事を見ようとしない人とは逆に、自らが視点を上げ、思考し、新たなつながりを物事に与え、価値を創り出していくことが出来る人。

それが、苫米地さんのおっしゃるゲシュタルトメーカーなのではないかと思います。

点と点をつないで円にすることができる力。すばらしい力です。

ゲシュタルトメーカーになるために

さて、本書では、そのゲシュタルトメーカーになるためには、どういうことをすれば良いか、ということがいろいろ書かれていますので、興味のある方は是非読んでみてください。

ただし、苫米地氏は、読者のスコトーマをぶっ壊すために、違うことを言ったりすることも過去にあって、わたしもまんまとはまって、やられた!そういうことかwwwと思ったことがあります。

彼の手のひらで踊っちゃわないように気をつけてwww

言われてることを、まるまる素直に信じてたら、それこそゲシュタルトメーカーへの道は遠いかもしれません。

健闘を祈ります!

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