「あらゆる領収書は経費で落とせる」、こんなタイトルをつけられたら、ビジネスマンなら、誰でも読みたくなってしまうのではないでしょうか?
「元国税調査官が明かす実践的な会計術」ということでさっそく読んでみました。
ざっくり言ってしまうと、経費の考え方はこういうことで、極端な話をすると、こういう領収書も考えようによっては経費で落とせますよ、というお話です。果たしてこの通りに、経費の処理をして所轄の税務署が認めてくれるかどうかは、神のみぞ知る、というところでしょう。
むしろわたし的には、無理!絶対無理!ということがたくさん書いてありました。
実践すれば当たって砕け散る人多数、という感じがします。
しかし物事を実践するのと、知識を持っておくというのは、別なことです。
良い事もグレーな事も知っておいた上で良いことを実践する。何がグレーか知らなくては、何が良いことなのかもわかりません。
いいのかグレーなのか、アウトなのか微妙なラインというものを知っておけば、物事を判断するときに、より正確な判断ができるでしょう。
そういった意味では本書は、普段はなかなか話題に上らないグレーなラインを取り扱っているので、知識として読んでみるぶんにはいいと思います。
ただし一般のビジネスマンが本書を実践するのは無理でしょう、というのが正直な実感です。
経営者がどうなのか、というのはわたしは会社経営をしたことがないので、判断できません。経営者の方はご自分で読んで判断してください。
知識の強化と話のタネにどうぞ。
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