【リアル店舗のVMD】売り場づくり40の法則 内藤加奈子

実店舗の売れっ子を分析せよ!

先日から、サイトの売上を上げるには、実店舗で売り上げをあげている方の良いところを、サイト運営に応用すれば良いのではないか、という仮説を立て、検証しています。

ビジネス書でも、売れっ子販売員の体験談的なものは出ているので、それを読んでいます。

今回もそういうつもりで買ったのですが・・・

売り場づくりといっても、どちらかというと、実店舗の売り場のディスプレイをメインに解説した本でした。

お客様を店舗内に呼び込むVMD

なんとなく買い物しようと思っているお客様をどうやって店舗に呼び込み、どうやって商品を手にとってもらうか?ということを、お店のディスプレイで実践していく、ということがメインでしょうか。

サイト運営の場合、検索から来ているお客様は、商品情報を探しに来られているお客様が多いですね。

ソーシャルからなら、なんとなくサイトを訪問した、という人もおられるかも。

お店のディスプレイで販促することを、VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)というそうです。

サイト運営に役立ちそうなポイント

今回は、そんなにたくさんはサイト運営に応用できそうなポイントはなかったのですが、これは?と思ったものを、いくつかピックアップしておきます。

「この商品とこの商品を一緒に使ってほしいな」
p33

まずは「ピン」で売る場合。これは、季節商材、タイミング商材であることが多いといえます。
p71

ピンで売るよりも、ユニットになったほうが効果的な商品同士を結びつけることを考えるのです。
p72

速度が落ちれば商品に目が向く
p85

そう、「コンビニの逆」をいけばいいだけです。アイテム別には陳列せず、要所、要所で「組み合わせ」を見せていく、ということなのです。
p95

売れる場所で集中して売り込む。
p112

一つのカラーを徹底的に使ったことでそれが売れる、というのは事実です。
p132

いかがでしょう。

何かピンと来るポイントがあったら、ぜひ本書を読んでみてください。

サイト運営に応用するには、若干方向性が違いましたが、ディスプレイで接客する、という発想はサイト運営者にとっても大変重要な考え方だと思いました。

だって、サイトに訪問した方は、ほとんどテキスト読まない!というような話しもありますからね。

リアル店舗の物販に関係ある人には、直接的にとても役立つ本だと思います。

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