決算書の読みこなしは必須!
現代のビジネスの三種の神器といえば、英会話・IT・会計だと言われています。
会計といえば決算書!
細かい仕分けなどわからなくても、計算書を読みこなすことは、ビジネスを行う上で、現代ビジネスマンにとっての必須スキルです。
またこんな時代ですから、会社が知らないうちにつぶれないように、勤め先の決算書ぐらいは、読みこなせるようにしておくべきでしょう。
さらには投資をする際には、決算書をの読みこなす力は必須ではないでしょうか。
でも、イマイチよくわからない決算書
管理人もそれはよくわかっているので、決算書を理解しようと何度も本を読んでいますが、今ひとつすっきりしない。読んだ時はふむふむと思うのですが、イメージとして見えてこないというか、直感的に理解できないというか、胸にストンと落ちてこないんですよね。
しかも、40代になると、記憶力が風前のともしびでorz
イメージで直感的に理解できる決算書解説本
しかしそんな日々も終わりを告げました。
今回読んだ「12歳でもわかる!決算書の読み方」が非常にわかりやすい決算書の解説本でした。
どんなふうにわかりやすいかというと、決算書の基本的な考え方のエッセンスだけを取り出して、それをビジュアルで、イメージで理解しやすいようにしているところです。
具体的には、テトリスというゲームがありますが、著者はそれにヒントを得て会計テトリス、という考え方を使って決算書を解説しています。
さらに本書では、決算書の基本的な考え方を理解するだけでなく、貸借対照表を人の似顔絵のイメージとして考え、こんな顔ならいい会社、こんな顔ならちょっとヤバイ会社ですよと非常に分かりやすい説明をしています。
今までの会計本の説明は、全体像が直感でわからず、なかなか覚えられず、理解しにくいものでした。
しかし、本書の解説の貸借対照表は人の似顔絵だ!というのが、実際に本書を読んでみると非常にわかりやすい。
それはおそらく数字ではなくビジュアルで考えようとするからだと思います。
左脳じゃなく、右脳を使ってるのかもしれませんね。
会計になれ親しんで数字で直感的に会社の状態がわかるような方は、それはそれで全然かまわないのですが、会計入門者にとって、決算書は数字と難しい言葉の羅列の塊です。
その訳のわからない塊の決算書を、意味のあるビジュアルに変換できる本書は、非常に優れた会計入門書だと思います。
タイトルには「12歳でもわかる!」とありますが、実際には小学生が会計に興味を持つかどうかは不明ですが、確かに非常にわかりやすいので、このタイトルでもあながち大げさではないような気がします。
今まで会計入門書読んでもよくわからなかったという方は、ぜひ本書を読んで会計のキモのキモを理解してください。
たまたま手に取った本ですが、出会えて良かった!
超おすすめです。