夢がかなう脳!苫米地英人

夢がかなう脳!

キャッチフレーズが、「悟りの力」で脳力全開とあったので、??と思ったけれど、ブッダの教えとコーチングのゴールを絡めた内容でした。

ブッダの教えではありますが、現在の宗教としての仏教を取り入れているわけではないので、宗教はちょっと、とアレルギーがある人でも、それほど抵抗なく読めると思います。

どちらかというと、宗教というより、哲学の領域です。

空観、仮観、中観というのもなんとなく理解できたし。

現代は比較的容易に悟れる時代

過去の人々よりも、バーチャルリアリティが当たり前になった現代人の方が悟りやすいというのが、新鮮でなるほど、と納得できました。

確かに、この世界は本当に実在しているのかどうかわからない、というようなことをブッダの時代に言っても「何言ってるんだ、こいつ?」ということになるでしょうが、現在の科学や哲学を身につけた人なら、比較的理解しやすい、というのは、目からウロコでした。

あれですね、映画のマトリクスの世界が理解できれば君も悟れる!!みたいな感じですね。

さらに、わたしたちは、人類が過去から連綿と蓄えてきた知識を元に思考しているんだな、というのを痛感しました。

さらに、小学生でも悟れる、悟って当たり前と言われていました・・・

モノの所有など幻想なんだそうです。

ということで、やばい、悟れてない、と思う人は、本書を読んでみてもいいかもしれませんね。

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