俺も捨てられちゃうの?
タイトルが気になって、電子書籍で買ってしまいました。
やましたひでこさんの「夫婦の断捨離」。
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こんなタイトルの本を嫁が読んでたら、男性陣はドキッとするのではないでしょうか?
というのも、本書にも確か書いてあったと思うのですが、
「わたしも捨てられる」
と言う時、
女性は
「わたしでも捨てることができる」
と、思うのに対し、男性は、
「俺が捨てられちゃう!!」
と思うらしいです。
おもしろいですね。
他人どおしの断捨離
さて、夫婦というのは、一緒にいることに決めたから、一緒にいるだけであって。
親や子のように、血のつながりがあるわけではありません。
ぶっちゃけ、まあ、赤の他人です。
他人の中でも、多分一番近い人、というのが、夫婦のポジションでしょうか。
それを前提に、夫婦の断捨離は言わば縄張り争い的な視点を、やましたひでこさんは展開するわけですが、読んでいてもこれは、なかなかに納得できる話しです。
さらには、夫を断捨離してしまおうとする話しもやはり出てきて、では、夫を断捨離しようと決意した人が、どうなったかというのは、ぜひ本書で読んでいただきたいと思います。
今までの断捨離本は、まずは断捨離は自分からという視点で、対他人的なものは少なめだったという気がしますが、本書は、妻から見て夫という他人と、断捨離の関係を実例も交えて語っているところが、共感できます。
最近の断捨離本は、同じことの繰り返しだなあと思っている人には、本書は少し毛色が違う感じでおすすめです。
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