勇者になれ!というメッセージ
前回の記事「【コーチング体験】本当は魔道士になりたいのに勇者を目指そうとしていない?」でも書いたのですが、世界は強いリーダーを求めています。
リーダーとは、つまり、わたしが今やっているコーチングでいくと、勇者属性です。
先頭に立って戦い、決断し、パーティーを引っ張っていく、リーダー。
アマゾンで検索しても、リーダー論の本がたくさんあります。
今、わたしは脳内変換で「リーダー」→「勇者」に変換されちゃうんですが、それでいくとこんなタイトルがずらずら、と!
『「ついていきたい」と思われる勇者になる51の考え方』
『99%の人がしてないたった1%の勇者のコツ』
『勇者のための!ファシリテーションスキル』
『現場力を引き出す勇者の条件』
『はじめての勇者論』
『はじめて勇者になる君へ』
あの松下幸之助さんまで!
『勇者になる人に知ってほしいこと』
トヨタも!
『トヨタ式「勇者」育成法』
参謀論、No.2論
でもね、みんながみんな、勇者なわけじゃない。
参謀や、No.2の方が自分の力を思う存分発揮できる人だっていると思うのよ。
で、「参謀」でアマゾンで検索してみた。
検索結果、少なっ!!
今度は、「No.2になるには」で検索してみた。
ちょ!全然ヒットしないしw
リーダーになるには、という本はたくさんあっても、参謀になるには、っていう本はむっちゃ少ない。
これは、なんなんだろうね。
勇者と叫ぶほどに勇者不在の現実が
これほどまでに、勇者になるための本が存在していることは、つまり、勇者が足りてない、ってことだよね。
声高に叫ばれるほど、勇者不在の現実が見えてくる、のかな。
勇者が必要だ!
勇者にならないといけない!
勇者!勇者!勇者!
でも、本当にそうなのかな?
全員勇者でも困るデショ
ずっと、勇者を目指せメッセージを受け続けていると、勇者にならなくちゃ、と思い込んでしまっていたのがわたし。
でも、よく考えると、全員魔道士でも困るけど、全員勇者でも困ると思うのよね。
要は多様性とバランスが重要なわけで。
であるならば、なにもみんなが勇者を目指す必要はない。
魔道士でも、道化師でも、音楽家でも、商売人でも、自分のなりたいもの、得意なものを目指せばいい。
まずは、自分がならなくちゃと思っているのが、思い込みかどうか、見極めるといいのかも。
かくいうわたしも、それがわかってなくて、コーチングの中で初めて明らかになったわけですが。
自分一人では、もつれを解きほぐせない時は、手伝ってもらうのも必要かも。
わたしが受けている越智孝之コーチのコーチングはこちらのサイトから申し込みできます。
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