「みんなそうしている」をこどもが使うと失敗する理由

みんな持ってるってたった3人かよw

こどもがよく親におもちゃやゲームや、はたまた何かのサービスをおねだりする時に使うせりふに

「みんな持ってる」とか「みんなやってる」

とか言うのがあります。

お父さん、みんな持ってるから買って!

で、おもしろいので、

「みんなって誰だよ。具体的に言ってみな?」

というと、

「◎ちゃんと、△ちゃんと、×ちゃん」

と、実はみんなというのは、たった3人だったとかいうのはよくある話しです。

つめが甘いよw

小学生は使い方を間違っている

実は、「みんな持っている」とか、「みんなやっている」とかいうセリフは、セールスの時にある場面で使えば、効果のあるセリフじゃないかと思うんです。

小学生は、使い方を間違ってるんですw

日本人は、みんなと同じというのが好きな人が多いので、何かをほとんど買う気になっている時の、最後の一押しに

「皆さん持ってますよ」とか
「皆さんこれを購入されてますよ」

などと言われると、おお、じゃあそれ買おうか、ということになるわけです。

決して、まだ買う気も説得される気もない人に使うせりふではありません。

もう買う気まんまん、買う理由が欲しいと思っている人に、最後の一押しの理由を与えるせりふなわけです。

「みんな持ってるなら買おう、うん!」

みたいな。

自分を納得させるためのせりふ?

小学生も最後の一押しに使えば効果的

なので、小学生の皆さんも、みんな持ってるというセリフは最後の一押しに使うべきなんですよ。

いきなり親のところに行って、のっけから、みんな持ってるとやらかしてはいかんのです。

これを買うと、これこれ、こういういいことがある、とかいうことをいろいろ話して、親がなるほどそれはいいかもな、と買ってくれる気になりかけたところへ、「みんな持ってる」をぶちかますのが、効果的な使い方なのです。

そこまで買ってくれる気になっていたら、みんなってほんとかよw と思いつつも、まあ買ってやるか、という後押しにはなるでしょう。

甘えても買ってくれない親を説得したいなら、論理的に!

「みんなしていますよ」の効果がある時まとめ

で、これが小学生だけかと思ったら、大人でも無意識に使ってる人もいるみたいですね。

こちらが説得されようとは、まったくもって思ってないときに

「みんなしていますよ」

とか言われてもねえ・・・

調べたのかよ、みんなって何人だよ、と言いたくなっちゃいますね・・・。

「みんなしていますよ」の効果があるのは、相手が説得される理由を欲しがっている時だけ!

そうじゃない時にやらかすと、残念なことになるので、気をつけましょう。

タイトルとURLをコピーしました