「その検索はやめなさい」という本を読みました。
なかなか、刺激的なタイトルです。
中身は、脳機能学者苫米地英人氏の情報収集術の本です。
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本書の目次
- 情報とは何か?
- 情報をつかむ
- 英語情報収集トレーニング
- 新聞はもういらない
- 情報に惑わされるな
情報とは何か?
「情報は発信することによって収集できる」(p31)
というのは、なかなか奥深い言葉です。
そして、RASによって、情報を自動で収集する、というのは、情報収集本によくあります。ちなみに、RASというのは、自分にとって、大事な情報を自動で集めてくれる脳機能です。
苫米地氏は、あえて、RASを外して情報収集しろ、と言っているようです。なぜなら、RASによって収集された情報はストコーマがかかっているから。
うーむ、なるほど。
で、どうやるかというと、他人の尺度を使う。
あれですね、アマゾンのベストセラー、一位から10位まで、大人買いみたいな?
情報をつかむ
さらに、本書で説かれているのは、情報収集における、携帯電話の重要性です。
そして、ストコーマを外して検索するには、単語をばらすことが重要だとか。
そして、携帯電話からさらに進んで、iPadの活用。iPadで何を読むべきか、という提案がなされています。
iPadを買おうと思ってすっかり忘れていましたが、この本を読んで、また買いたくなってきました。
英語情報収集トレーニング
さらに、英語で情報を収集する重要性と、方法が書いてありますが、この章は、本当に必見です。
管理人は、若干英語が読めるので、SEO関連の決まったサイトだけは、英語でチェックしています。
そうすると、それを読んでしばらくしてから、日本語でその情報が流れてきます。
すぐ流れてくることもあれば、何を今さら・・・と、思うくらい、遅いこともあります。
この場合、英語で読めることは、先行者利益につながり、ドッグイヤーのネットの世界では、生死を分けることもあるのです。
ということで、本書を参考に、管理人も早速いくつか、英語での情報収集項目を付け加えました。
新聞はもういらない
さらに、英語での情報収集は、第4章の紙の新聞不要論にもつながってきます。
新聞がネットの世界でどのように生き残れるのか、は必読です。
情報に惑わされるな
何のための情報収集なのか、というのを最終章で問われます。
まとめ
本書は、よくありがちな小手先の情報収集本ではありません。
そもそも英語で情報収集しよう!という時点で、すでに、もうダメと拒否反応を起こす方が多そうです。
しかし、だからこそ、実行することで、ほかの人には見えない何かが見えてきそうな気がします。
今よりさらに、ステップアップしたい方は必見の書だと思います。
オススメです。