好きなことをして生きて行こうと思ったきっかけ
わたしがブログを始めたのは、2005年の10月。あれから8年。いよいよ9年目に突入することになりました。
今でこそ、自分が好きなことを仕事にしている、と言えるわたしですが、おつとめをやめる前は、これは自分がやりたいことではない、という焦燥感にかられて大変でした。
特に、911のアメリカでのテロをテレビで見た時に、とても衝撃を受けました。
人生どうなるかわからないのに、わたしはなんで我慢して、好きでもないことをやってるんだろう?
一度きりの人生、自分がやりたいことをやって生きて行くべきではないのか?と。
しかし、実際問題、そこからお勤めをやめるのには、さらに時間がかかりました。
新しい職場に転勤して、子育てとの両立がにっちもさっちもならなくなり、ようやくお勤めをやめることができたのです。
今は、わたしの収入はお勤めしていたころに比べると、とても少ないですが、少なくとも、心の内側からがんがん扉を叩き続けられるような、焦燥感は消えました。
わたしは、わたしの意志でここに立っているからだと思います。
親の影響力は絶大
こどもにとって親の影響力は絶大です。
わたしが親の影響力からのがれたなと実感したのは、お勤めをやめた時でした。
別に、うちの親が横暴だ、というわけではありません。
こどものことを愛して、世話をしてくれ、自分たちのことは後回しで、貧乏で家計も苦しいのに大学へも行かせてもらいました。本当に感謝しています。
別に、いい大学へ入っていい会社に就職しろ、といわれたわけでもありません。
それでも、こどもというのは、どうあっても、親の影響を受けるのです。
わたしの就職は、親を喜ばせたいという気持ちがなかったと言えば、ウソになるでしょう。
そばにいてほしい、安定した会社に勤めてほしい、という親の無言ののぞみを、わたしは無視できなかったのだ、と思います。
好きなことをやれと教える
だから、わたしはこどもに、好きなことを仕事にしろ、と言っています。
自分は遠回りしたな、という思いがあるので、無意識にしばるようなことがないよう、そういうことで親の影響力をなるべく及ばさないように心がけています。
それでも、ああ、やっちゃった、ということはあるのですが。
もちろん、こどもたちを手元に置いておきたい、という気持ちはあります。
だけど、手元に置くことでこどもたちがやりたいことをやれないのは、違うと思うのです。
わたし自身が、親からの近くにいて欲しいという無言の要望をくみとって、自分の行動を制限してしまった、という思いがあるので、そういうものがなければ、どこまで行けるのか、その先を見てみたい気もしています。
心配だから、手元に置いておきたい、と言ったって、親はまずこどもより先に亡くなるのが道理です。永遠に守ってやれるわけがない。
結局、いつか親から巣立たなくてはならないのなら、若くて時間があるうちに巣ただせてやりたい、と思っています。
だけど、これがどう転ぶかというのは、やってみないとわからない。わたしとしては、もう心配で心配でたまらんのですが、そこはぐっと我慢して見守るしかない。まさに、獅子の子落としというやつで、親というのは、まったく忍耐業だと思います。
元気が出る本
好きなことをしていると、毎日がハッピーです。
毎日好きなことして暮らせるとか、幸せすぎる!
もし、あなたが、何か違う気がして鬱々と毎日を暮らしているのなら、この本を読んでみてもよいかもしれません。
千田琢哉さんの「好きなことだけして生きていけ」。
本の帯のキャッチフレーズがかっこいいですよね。
君にはいやなことをがまんする時間はない
確かにそのとおりだと思います。
本書は人生を後悔しないために必要な50の習慣が掲載されています。
今好きなことをやっている人は、本書を読んだら、うんうんとうなずけると思います。
今の自分の違和感を感じている人は、冷や汗たらたら、頭を殴られた感じがするかもしれません。
好きなことでマネタイズ
個人的にはPart6の「好きなこと」を「お金」に変える技術、が役に立ちました。
競争相手がいないくらいマイナーな土俵で突き抜けてから、得意分野を拡げていけ!
なるほど。
わたし、ちょっと突き抜けないうちに、手をひろげすぎちゃったかも。
いつまでも新規開拓していてはいけない。リピートと紹介で鈴なりにさせろ!
なるほど。
今後の展開が、ふむ、なるほど、うん。
ほかにもいくつかヒントをいただきました。
という感じでとにかくうなずける本でした。
自分の人生を取り戻したい!好きなことをして生きていきたい、と思っている人は、必読です。
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