ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方
苫米地英人氏の「ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方」を読みました。
管理人は、本を読むのが大好きで、たくさん本を読みたいので、速読術には大変興味があります。
ただ、ずぼらーなので、眼球の訓練とか書いてあるのを見ると、なんだかもうそれだけで、食傷気味で。
苫米地英人氏のこの本は、多少トレーニング的なものはありますが、眼球トレーニング系のものはないので、買ってみました。
何より、苫米地さんの本は面白いし!
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第一章 速読の現場
管理人は本を読むのが好きなので、時には、1日に、3,4冊くらいは読むこともあります。
が、この章で紹介されている世界にはたまげました。
アメリカの大学院、ハーバード、イエール、カーネギーメロン大学院では、論文も含めて、単純計算で、1日30冊から、50冊の本を読まなければこなせないそうです。
さすがに、本好きのわたしも、1日30冊読めとか言われたら、なんかもう吐きそうですよ。
これが、最低5年間というのですから、世界のトップクラスの頭脳はすごいですね。
そして、さらにすごいのが、著者の苫米地氏は、実際にこのイエール大学大学院とカーネギーメロン大学大学院で学んでいる、ということです。
なぜなら、その気になったら、一冊5分で読めたから、というのですから、これって本物なんじゃないですか?
5分で50冊だったら、250分で、4時間?
それでも、4時間かorz
すごいな、世界の頭脳って。
ちなみに、苫米地氏は、そのカーネギーメロンで博士号をとったそうです。
すごい・・・。
そして、この章でのポイントは以下のとおり。
「速読は読者側が持っている知識量がものを言う。」
そして、
「速読術には2つある。」
その2つとは、
- 内容を素早く理解するための速読術
- 読まなくていい本を見つけるための速読術
だそうです。
月4冊で情報勝者
本書を読んでいて驚いた箇所。
2009年に、文化庁が行った「平成20年度国語に関する世論調査」の調査結果がピックアップされています。
なんと、
また、「月に1,2冊は読む」と答えた人が36.1%、「月に3,4冊」が10.7%という結果です。
という部分を読んで、えーっ!と思いました。
我が家は、親も子も活字中毒なので、本のない生活とか考えられないです。
なにしろ、そこら中に本が転がってるので、ちょっと手持ちぶさたになったら、手を伸ばして本をとって読んでるので・・・。
でも、わたしの回りの知り合いとか、結構本を読んでる人がいる気がするのですが、そんなに本を読む人って少ないのでしょうか?
月4冊読めば、情報勝者ということですが、管理人も数えてないですが、一か月に最低2,30冊くらいは読んでるとおもうのですが、そんなに実感がわかないんだけどな。
と、思っていたら、やはりその後に続く、年収と読書量の関係があって、なるほど、みたいな。
あと、おもしろいのが、IQを上げるなら、何を読めばいいか、とか。
つまり、とにかく本を読め、と。
先読みのテクニック
これは、無意識のうちに、やってたかも。
本読むとき、2,3行くらいは一度に読みませんか?
自分、いくらか、速読してたんだな・・・。
具体的な速読トレーニング
さて、速読の肝は3つ。
- すべての行動を加速する
- 並列度をあげる
- 抽象度を上げる
です。
本書には、これに関するトレーニング法が書かれていて、そこが本書の肝だと思うので、是非手にとって読んでみていただければと思います。
また、フォトリーディングとキーワードリーディングを、「読まなくてもいい本を見つけるための方法」として紹介されていたのも、ちょっと驚いたかもです。
あと、抽象度を上げるトレーニングは、苫米地氏の他の本でも読んだような気がしますが、アバターを作って、人生を二倍にというのが、役立ちそうだと思いました。
詳細は是非本書を熟読していただければと思います。
管理人も、速読術を身につけてたくさん本を読むぞーっ!
まだまだ、たくさん読みたい本があって、時間が足りないんだよね。
がんばるぞーっ!