NASAより宇宙に近い町工場/植松努著

「どうせ無理」という言葉をこの世からなくすため、自腹で宇宙開発をしている北海道の町工場の社長さんの本。

勇気と元気が満載の超オススメ本!

みゅーたろーさんオススメ本。

「どうせ無理」をなくそう!

この本の社長さん、どうせ無理という言葉をなくすため、町工場で宇宙ロケット開発をしている、という強者です。

しかも、自己満足ではなく、実際に人工衛星も飛ばしていますし、アメリカで次世代スペースシャトルの開発を委託されている会社とも一緒に仕事をしているのだから、これは本物です。

そんな人が、出来ると思ったら出来る、出来ないと思ったら、出来ない、と言っているのだから、説得力があると思いませんか。

自分の限界は自分が決めている

管理人も常々、自分の限界は、自分が決めている、と思っています。

子供にも、そのように伝えています。

どれだけ、伝わっているか、わかりませんが。

本書の社長さんが言ってることは、全くそのとおりだと思います。

どうせ無理、という言葉は、自分で自分の限界を作っている、言葉です。

もしかしたら、凄い才能が眠っているかもしれないのに、どうして、そんなに、自分を卑下してしまうのでしょう。

もちろん、人間ですから、落ち込んでどうしようもないことだって、あるでしょう。

でも、最初から、自分には無理だと決め付けないで欲しいな、とわたしも思います。

よりよくを求める社会に

そして、みんながどうせ無理と思ってしまうと、社会もどうせ無理な社会になってしまう。

それが、今の閉塞状況ではないか?というのが、著者の言いたいことでしょうか。

確かに、社会の各人それぞれが夢や希望を持たなければ、全体の社会も暗い社会になってしまいます。

いまのこの不況を吹き飛ばすには、一人一人がどうせ無理と言わず、自分の夢を温め、チャレンジすること。

それが必要なのかもしれませんね。

著者の思いは、普段の管理人の思いと重なるところが多く、一気に読んでしまいました。

うまく、読後の感動を伝えられないのが、もどかしいです。

宇宙が大好きな人と、自分に自信が持てない人にオススメ。

子育て中の親御さんや、進路に悩む学生さんにもおすすめかも。

不景気だから儲からないと言っている経営者の人にも読んで欲しいです。

とくに、自分なんか、とか、どうせ無理とかいう言葉を普段連発している心あたりがある方は、是非読んでみてください。

自分を信じることの大切さにも気づけると思います。

講演から生まれた本、ということで、とても分かりやすい言葉で読みやすく書かれています。

イチオシ本です!

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