本屋さんに行くと、勝間和代さんの読んでない本を見つけたので、買って帰りました。「会社に人生を預けるな-リスク・リテラシーを磨く」です。

Amazon.co.jp  会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)

お金は銀行に預けるな」の姉妹本。Amazonの上記の購入ページで勝間和代さんのセミナー(?)の動画を一部見ることができます。

勝間和代さんの本が出るとつい、アマゾンのレビューを見てしまうのですが、毎回意見がまっぷたつにわかれて、なかなかおもしろいです。

ただ、反対意見も含めて、これだけレビューが出るということは、無視できない何かがあるということだと思います。

どこまで損しても大丈夫か

本書は、終身雇用制などの日本の社会の問題点を分析しながら、リスク・リテラシーについて、さまざまな例をあげて、リスク・リテラシーを磨くことが大切だ、取っても大丈夫なリスクはとっていこう、という内容だったと理解しました。

リスク・リテラシーを磨くというのは、つまり、ここまでなら損しても大丈夫だからやってみよう。ここまでの損失は自分ではどうにも出来ないから、やめておこう、と判断する力を養うことだと思います。

リスクというと、悪い言葉のような印象を受けますが、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」ということわざもあるように、ある程度大きな果実を取ろうと思えば、自分が耐えうる範囲でリスクをとる必要がある場合も多いでしょう。

自分の頭で考える

ただリスクのある事柄を自分で判断するのは、慣れていなければ、気の重いものです。

そうした場合、みんながそうしているからそうしよう、とか、誰か(本書の場合、お上)がなんとかしてくれるだろう、とか、思考を辞めてしまうのは簡単ですが、それは非常にリスキーなことだと、著者は述べているのだと思います。

自分の頭で考え、知識を蓄え、たゆまず自分がとれる範囲でリスクをとっていく。

想像力も必要です。

そうすることが、他の人に先んじて、この不況を抜け出す出口になるのかもしれませんね。

新型インフルエンザとリスク・リテラシー

折しも、新型インフルエンザ発生の報が世界をかけめぐっています。

こんな時、誰かがなんとかしてくれる、と思うのはそれこそ、非常に高いリスクをそれと知らずにとっていることにほかならないのでしょう。

何をして、何をしないのか、リスクと果実を想像し、比較し、自分の身は自分で守るべく手を打っていくことが必要です。

そして、それぞれが、考えて行動することで、このウィルスとの戦いが、良い方向で終息すると考えます。

人生はリスクテイクの連続

こうして考えると、人生は、大きなものから小さな物まで、リスクをどう判断するかの、連続です。

それをなんとなく決めてしまうのか、自分ではっきり意識してリスクを取っていくのが、この後の人生に大きな違いをもたらすのかもしれませんね。

と、やりたいことをやりたかったので、リスクをとって会社をやめた、管理人は思いました。

自分の人生について、最近考えることが多い方におすすめです。