人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが

本のタイトルがあまりに長すぎて、ブログ記事タイトルに著者名もキャッチコピーも入れれませんでした・・・。

幻冬舎代表取締役社長の見城徹氏と、サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏の共著「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」を読んでみました。

だから、タイトル長いって・・・。

本書は、二人の最前線で活躍する起業家の書面対談本です。

この本に先立ち、昨年「憂鬱でなければ、仕事じゃない」という本が発行されており、本作は二作目、ということでしょうか。

1950年生まれの見城氏と1973年生まれの藤田氏の激突は、誌上とは言え、なかなかおもしろいものでした。賛同するところ、意見が分かれるところ、いろいろあっておもしろいです。

そして、わたしは出版業界には詳しくないので、今回初めて知ったのですが、あの銀色夏生さんを見いだしたのが見城氏だと知ってびっくり。結構はまって、何冊も詩集持ってました。

いくつか、気になったポイントがあったので、ピックアップしてみます。

横綱ではなく、十勝五敗を続ける大関を目指せ

完璧ではなく、長く続けることを目指す。

横綱ではなく、十勝五敗を続ける大関を目指せ

p94

この意味は、そういうことだ、と理解しました。

人間力のバランスをとる、難しいですね。

朝令暮改で行こう

ネットが台頭してきた変化のめまぐるしい今の世界では、ビジネスにおいて変わらないことはリスクです。

朝令暮改で行こう

p100

納得できる話しです。

Googleの検索アルゴリズムも常に変化し続けています。

パンダやペンギンで、検索順位が乱高下しているの話題は今も続いています。

昨日OKだったことが、今日はNGな世界にわたしたちは生きています。

メモの重要性

年をとると、だんだん物忘れが激しくなってきます。いいアイデア思いついた!と思ったら、速攻でメモをとらないと忘れてしまいます。

ピンと来たら、即iPhoneにメモして、自分のパソコン用メールアドレスに送ります。そこへ送っておけば、パソコンで記事を書くときにそのままコピペして、下書きにできるからです。

だから、

メモする-見る-メモする-見る-メモする

p106

にはとても共感できました。

本当、メモは大事です。

○○のポータルサイトを作る

藤田氏の部分から。

僕は「○○のポータルサイトを作る」という話しを、過去に数えきれないほど耳にしました。これは、自分しか見えていない時に出てくる発想です。

p116

ま、まじですか・・・

ユーザー側に立って冷静に考えてみれば、頭1つ抜けていないコンテンツに用はありません。

・・・・

ポータル的なサイト、作っちゃったかも・・・orz 今後のサイト運営の参考にさせていただきます。

ギャンブルは精神修行

お二人がギャンブルについて語っているところもおもしろかったです。

特に、藤田氏の

“ツキ”が回ってくるのは、全体の十分の一ほど。その時に、勝負をかけなければならない。残りの九の時間は、歯を食い縛り、じっと耐えていなければなりません。僕が精神修行に近いと言ったのは、そういう意味です。

p169

というくだりは、とても参考になります。

そして、これはビジネスとも似ているということです。確かに、そうかもしれません。

さだまさし

見城さんの魂をふるわせたという、さだまさしの「風に立つライオン」。

さだまさしファンだというのに、まだ聞いてなかった。聞いてみます。

人は自分が期待するほど、・・・まとめ

ということで、見城氏のがつんとした骨太な文体と、藤田氏の一見優しげだけれど、強靱でしなやかな文体の激突で、なかなかわくわくした時間が楽しめました。

ここでとりあげたものは、ほんの一部分で、ほかにもたくさんヒントをいただきました。おもしろかった!

おすすめです。