若者の武器になる本

京大No.1若手人気教官、滝本哲史さんの「僕は君たちに武器を配りたい」という本を読みました。

最初図書館で借りて読んでいましたが、これは手元に置いておかなくてはと思い、読んだ後で買いました。

本書のコンセプトは表紙にも書いてありますが、

本書は、これから社会に旅立つ、あるいは旅立ったばかりの若者が、非常で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめである。

というものです。

非常に役立つ考え方がそこかしこに書かれているので、まもなく就職活動する若者や社会に出たばかりの若者にぜひ読んでいただきたいと思います。

親の体験はあてにならない

というのも、就職活動するときには、どうしても親の意見を参考にすることになると思います。

しかし、酷なことを言うようですが、親の体験談、というのはあまりあてにはならないと思っています。親の時代の社会情勢と今の社会情勢ではまるっきり時代が違います。一言で言うなら、ルールが変わってしまった、ということです。

そして、ルールが変わったのに、きづいてない人、気づきたくない人がたくさんいる、とも言えます。

もちろん時代が変わっても、変わらず受け継いでいくことができる、思想や考え方というものもあります。

しかし、それを役立てながらアドバイスするためには、親の側でも、本を読んだり体験したり、勉強したりして、

何が不変のもので子供に伝えるべきなのか、
何が時代遅れで子供のために役に立たないのか、

ということを判断するだけの知識と経験がなくてはならないでしょう。

しかし、現在の状況を判断し、そこまで考えた上で子供にアドバイスできる親はすくないのではないかと思われます。

自分の体験談を元に子供にアドバイスをしている親が多いと思いますが、自分の体験談を元にしたアドバイスが役に立つのは、現在も経営の最前線で活躍している経営者ぐらいなものでしょう。となれば、子どもは親の言うことを聞いていては、時代遅れの情報を元にして就職活動することになります。

若者ができること

若者ができることは、自ら情報を集め、親のアドバイスでさえ、頭から信じることなく自分で吟味し、自分のキャリアアップに役立てることです。

そこで、道なき道をゆく若者のために役立つのが本書だと、管理人は思いました。

わたしも実際に企業経営しているわけではありませんが、曲がりなりにも誰かに雇ってもらわれる勤め人をやめ、ビジネスのあり方を模索しています。

そのため、あれこれビジネスについての本をかなり読みましたが、本書は、大事なことをかなりたくさん、非常にわかりやすく解説してある本だと感じました。社会の荒波にこぎ出した若者にとってよい指針となるでしょう。

しかしもしあなたが、良いサラリーマンとなる本を探しているのなら、本書は助けにはなりません。

本書は、たとえ、最初はサラリーマンとしてスタートしてもいずれは自力で、自分の人生を経営していく、そういう気概をあなたに求めています。

生き残るために、ぜひ本書を読んでみてください。

私も自分の子どもにぜひ読ませたいと思う本です。

お勧めです。