TPP とは「環太平洋連携協定」、「Trans-Pacific Partnership」の略称です。

2006年5月にシンガポール・ブルネイ・チリ・ニュージーランドの4カ国の間で締結された自由貿易協定「P4」。これをもとに、2010年3月、アメリカ・オーストラリア・ペルー・ベトナムが加わり、八ケ国で広域的な経済連携協定を目指すTPPの交渉が開始されました。

正直、管理人は政治分野や経済分野は苦手なので、ネット界隈でいきなりTPP に参加してはいけない、という議論が盛り上がり、盛り上がっているのを見て、TPP って何のこと、と首をひねるばかりでした。

アンテナが低いと言われればそれまでですが、とりあえずTPPの中身を理解しないことにはどうするべきかも分からないだろうということで、本書を読んでみることにしました。

本書はTPP に反対している著者が、TPP について分かりやすく解説した本です。

TPP についてだけでなく、アメリカと日本をめぐる経常収支のあり方などについても詳しく説明されているので、現在の世界の経済情勢を理解する上でも非常に良い本となっているように思います。

特に、日本が内需拡大を推進していくことの意義、日本が輸出を拡大することでどうなるのかということについての解説が非常にわかりやすかったです。

本書を読むと、日本独自のためだけではなく、世界の経済情勢のためにも、日本は輸出を推進するのではなく、内需拡大を目指すべきだろう、ということがわかってきます。

基本的な経済の知識がないのであまり詳細なレビューもできないし、本書が正解かどうかもわかりませんが、本書を読んで、現在の世界の経済情勢の管理人の理解が飛躍的に高まったような気がします。

今後の日本が目指すべき方向も見えてきました。

事業を経営されている方はぜひ本書を読んで、今後の日本のあり方と自社の経営戦略を練っていただきたいと思います。

おすすめです。