真夜中の幸福論

最近ちょっとお疲れ気味だったので、癒されようと思って手に取ったジョン・キム本。

今回は、「真夜中の幸福論」。

今回も付箋紙貼りまくった。

著者については、まあいくつか話題になったこともあったりして、それを知って微妙にがっかりしたこともあったりしたんだけど。

それでも、その本から何かを取り出すのは自分であって、自分の世界の中で、それを真実と感じるなら、それでよし、とすることにしました。

結局、人は孤独な世界の住人であって、途中誰と触れ合おうと、最後は一人で、自分の足で、世界を構築しながら歩いていくしかないのです。

月面に一人で立っているイメージ

本書は、真夜中のと銘打っているだけあって、読んでいると、とても孤独な心象風景が浮かんできます。

それは、たとえば、月面に一人立って、青い地球を見ているとか。

荒涼とした砂漠の夜に星空を見上げているとか。

悩み多き青年達の人生への解答がつまった本ですが、その基本は、

ぶれない「軸」が自分の中にしっかりとあること。
p13

これを基本としています。

ぶれない軸ってなんだろう?

ぶれない軸を作る、ということは、一人でも生きていくということをしっかりと自覚することだと思います。

自分はどうやって生きて行きたいのか?

そもそも、人は、一人で生まれて一人で死んでいきます。

人生の基本は孤独です。

しかし、それは、寂しいことでしょうか?

そうではないのです。

そうして、一人で歩いていける人だからこそ、他の人とつながることが出来るのだと思います。

では、そうやって、自分の人生を、一人でも、自分の足で歩いていくには、どうしたらいいのか?

それに対するtipsがたくさんつまったのが本書です。

失敗を恐れない

例えば、

結果に対し責任を負う決意をもって
自分が選択した道はつねに正しい

自分の行動の結果は、すべて自分の成長材料になる。
p25

と、あります。

若い頃は失敗することがとても恐ろしい。

それがすべての終わりのような気がします。

まあたまに、やったら致命的な失敗もありますが、たいていの失敗はむしろ自分の栄養にすることができます。

年を重ねると、何度もそういうことを経験して、転び方もうまくなるし、そこから学ぶことも多くなります。

過去の失敗も、事実を変えることはできませんが、解釈を変え、現在と未来を作っていくことはできます。

それを、年を取ってからやっと気づくのと、本書を読んでおぼろげなりとも知っているのとでは、大きな違いが生まれそうです。

自分の人生を生きたいと強く願う人が本書を読むと、ブースターの役割をしてくれるかもしれませんね。

眠れない夜があったら、ぜひ本書を読んでみてください。

少し心が楽になるかもしれませんよ。