時間に支配されない人生

最近、ジョン・キムさんの著作にはまっています。

はまったら、著者買いするので、片っ端から読んでますよ。

2冊目は、「時間に支配されない人生」。これも良かった!

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わたしは、割と高速で要点だけ拾って読むことが多い人なのですが、この方の著作はそういう風には読めないです。

一字一句に力があるので、じっくりじっくり味わいながら、考えながら読んでしまいます。

どうやったら、こんな文章が書けるのかため息ついちゃいますね。

かっこよすぎる。

昨日もなんとなく思いをはき出した後で、この本のラストを読んだら、自分と本がシンクロしていて思わず笑ってしまいました。

ただ、実はこの著者の方、経歴詐称疑惑があったようで、ネットで検索すればいろいろ出てくるのでここでは特に詳しいことは書きませんが、素晴らしいと感じた本だけに、実に残念です。

そのことを踏まえた上で、それでもやっぱりおもしろかったので、書評を載せてみることにしました。

第7章 進む

どこを読んでもおもしろいのですが、今回は特に第7章の「進む」が、妙に今の自分とシンクロしていておもしろかったです。

たとえばここ。

幸福や成功について語った本はたくさんある。だが、自分にとっての幸福や成功を定義しないかぎり、それらをいくら読んでも無意味である。

私にとっての幸福は成長である。生きているかぎり、成長を続ける自分でありたい。
書籍版 p190

最近、わたしはコーチングを初めたおかげで、自分が何に喜びを感じ、何をやりたいか、というのがだんだん見えてき始めました。

書くことが好きだ、という自覚はありましたが、ぼんやりとした自覚でした。コーチングではさらにそこを掘り下げて行くことで、自分の魂の形をおぼろげながらも把握することができた気がします。

ブログを続けられないのはそこに喜びが見いだせないから

わたしが、今までブログやサイト運営を続けることが出来た理由もそこに喜びがあったからです。

わたしもご多分に漏れず、サイト運営を始めたのは、おこづかい稼ぎが目的でしたが、偶然にも、その目的以上に、自分を満足させるものがそこにはあったのです。

お金を稼ぐ目的でサイト運営を始める多くの人は、あくまでお金を稼ぐことが目的であり、お金を稼げなければ、意味がない。

ブログを書くこと、ブログを通じて成長すること自体に意味を見いだせなければ、当初のお金を稼ぐという目的が達せられないままサイト運営を続けることは、難しいのだな、と理解しました。

成長し続けること

年齢を重ねてくると、意識していなければ、思考が硬直化してくるような気がします。

意識的に、様々な立場に立って考えを展開してみることは大事です。

自分の考えが硬直していないか、ひとりよがりになっていないか、一方的な見方になっていないか、自分が賛成・反対を考えているより、一段上のレイヤーでディベートをするように、思考することが大事だと思います。

そうすることで、今の自分を超えた考えを新たに発見することもあります。

そうして、見つけた考えを今の自分に統合して、さらなる上のレイヤーへの成長が可能となります。

わたしは、この世の中での善悪や常識・非常識というのは、すべて社会という文脈の中でのポジショントークだと思っています。

その文脈の中にどっぷりつかっていると、ポジショントークである、ということがわからず、対立あるのみになってしまいますが、一つ上の視点を手に入れると、ポジショントークから抜け出し、自由な思考が可能となります。

そのためには、常に成長し、変化し、思考の柔軟性を確保し、時代に追いつかれないことが重要なのではないでしょうか。

そんなことをこの部分を読んでつらつらと考えました。

社会の暗さにひるまず、自分の足だけで立って道を切り開いていける強い自分をつくろう。年齢はまったく関係ない。自分で気づき、考え、行動することはいくつになってもできる。
自分の可能性を軽んじてはならない。一つの場所に到達しただけで居心地のよさを感じてしまうことは、明日の自分に対して失礼なことである。
何歳になっても成長への貪欲さを失ってはいけない。現状に満足しないことこそ、自分の可能性に対する最大のリスペクトなのである。
書籍版p200

生涯、変化し、成長し続けること。

生涯成長し続けたいと願う人には本書は燃料となり、エンジンとなることでしょう。

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