ファイナンシャル部ランナーが残すお金の遺言?

女性ファイナンシャルプランナーの中村芳子さんという方が書いた「学校も会社も教えてくれないお金のこと」という本を読みました。

本書は母親である中村芳子さんが、まだ小さい子供が成人して、万が一自分が死んだ時のために、お金の使い方を遺言をしておくというコンセプトで書かれたものです。

ですから、読者の対象は、社会に出たばかりの20代。

新社会人向けでしょうか。

日本では学校でお金のことを教えてくれないので、家庭で教育しなくてはいけないわけですが、教育すべき親だって、教育を受けているわけではありません。

なので、子供に教えると言っても、自ら投資などをしていてお金に関する知識が豊富でない限りは、親だって

お金を大事に使いなさい
貯金しなさい

くらいしか言えないのではないでしょうか。

しかし、現在はお金を貯金していれば、利子がついて増えていたインフレの時代とは大きく異なったデフレ時代です。

時代や状況が異なれば、また違った戦略が必要なのです。

こどもと一緒に読みたいお金の話し

本書では、お小遣いレベルの話しから、投資の話、社会保険の話、税金の話、借金の話までバランスよく解説されています。

だから自分で子供にお金の教育をするのは難しいなと思う方は、例えばまず本書を読んでざっと知識をつけ、あとで子供と一緒にこの本を再度読んで勉強するのもいいでしょう。

ただし、40代や50代の方が本書の投資部分を実践するのは、若干注意が必要です。

というのも、本書は20代向けに書かれているので、投資に関しては40代50代ではまたやり方が違ってくると思うからです。

20代には沢山時間がありますが、40代50代には20代ほどには時間がありません。

投資に関しては、投資に使える時間が非常に大きなポイントになってくるのです。

その点は念頭に置いて本書を読まれた方がいいと思います。

お金に関して良いスタートを切りたい社会人の方、新社会人の親御さんでお金の知識に自信がない方におすすめです。