「仕事学のすすめ」

勝間和代さんと藤巻幸夫さんの共著「勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」自分ブランドで課題克服」を読みました。

ここのところ、今後のサイト運営の方向性に少し悩んでいたのですが、その答えのヒントをこの本の中に見つけた気がします。

藤巻幸夫さんの本は、先日、「図解フジマキ流シビれる人生をつくる人脈の教科書 藤巻幸夫」を読みました。

あの本も良かったけど、あちらは教科書的にまとめてあって、こちらの本の方がエッセイ的な書き方で、心に響いてくる気がしました。

自分ブランドを作る

藤巻幸夫さんは伊勢丹出身のブランド・プロデューサー。

本書では、「自分ブランド」という考えが語られています。

藤巻さん曰く、ファッション界で生き残ってきたブランドには、次の三つのポイントがある、と。

  • ストーリー(物語)・・・確固たる意志と、それが生まれてきた背景
  • ヒストリー(歴史)・・・売れない時代にも負けないことによって刻み込まれた時間
  • フィロソフィー(哲学)・・・とにかく作り続けるのだという意識

p21

これを人間に置き換えて、

信念を持って行動し(フィロソフィー)、自分がどのような軌跡をたどってなぜここにいるのか、なぜコレにこだわるのかという目的や使命を自覚して(ヒストリー)、自分の言葉で周囲の人々に語りかけ、人の心を巻き込みながら、より大きな仕事を実現していくこと(ストーリー)。それが、自分という人間を、信頼に足るブランドとして作り上げるということです。

p22

ここのところ、管理人が読む本には常に「信頼」というキーワードが常に見え隠れしています。

またもや「信頼」です。

今後の方向性をさぐるためにも、現在いろんな本を乱読していますが、やはり核となるのは、「信頼」。

信頼なくしてはなにごとも立ちゆかない、そういうことですね。

本書の第一章でいきなり、こんなに含蓄深い言葉が出てきて、これを読んだだけでも、この本を買った意味があると思いました。

売れる理由

また、本書では、藤巻氏の伊勢丹時代の大失敗の事例として、2日連続売上げゼロという事例が語られています。

そこに、たとえば、ネットショップ運営、たとえばサイト運営に大変大事なことが書かれています。

買っていただくお客様に思いが届かなければ、品物の魅力やストーリーが伝わらなければ、どんなにいい品物でも売れない
p38

というブランドビジネスの大切な教訓です。

管理人も肝に銘じておきたいと思います。

大切なのは、ストーリーや思い。

商品の売買は、単に品物を売るだけでなく、ストーリーや思いも一緒にやりとりしており、そして、現代はそれこそが、誰かが何かを買う理由なのかもしれません。

というように、自分ブランドを構築する上で、はっとするような大事なことが書かれている本です。

サイト運営者、ネットショップ運営者、もちろん経営者、お勤めの方にもおすすめの本です。