「大前研一の新しい資本主義の論点」を読みました。

この本は、全編大前氏が書いたものではなく、大前氏が今後の世界を読み解くために、重要と判断した論文を集めた本です。

主に海外の硬派な論文が多くて(日本語ですよ)、経済学にはあまり明るくない管理人には、難解な内容でした。

しかし、難解でありながらも、ここには今のこの状態を突破できるヒントが何かある、とひしひしと感じました。

その中でもいくつか気になったことをキーワード的にピックアップ・抜粋させていただきます。

詳しい解説は、わたしの手には余りますので、直接本書を読んでいただければと思います。

・ステークホルダー資本主義の到来
・株主資本主義からの脱却
・社内の信頼が低いと、あらゆる面でビジネスがやりにくくなるからだ。p122
・プライバシーの問題
・今日の経済危機によって、三つの領域で変化が起こった。p169
 1 開発途上国では、これまで以上に市場が拡大している。
 2 新興諸国の政府は、通貨政策や財政政策を通じて経済成長を加速させる一方、経済発展のあり方そのものを変えようとしている。
 3 開発途上国での競争は激化する一方である。輸出が減少するなか、開発途上国の企業は、国内売り上げの拡大に力点を置くようになった。
・アフリカという市場p193
・リバース・イノベーション←→グローカリゼーション p200
・グローバリゼーションの失速p229
・国際輸送インフラのキャパシティの限界p263
・セマンティック・ウェブp279
・DSSC 2009年のパワーコンセプトp294

管理人は、知識と経験が足りないため、一部しか吸収できない気がしますが、実際にビジネスの最前線にいるビジネスマンにとって、得るものは非常に大きいのではないか、という気がします。

何かピンとくるものがあった方は、是非本書を直接読んでみてください。

また、今後の世界経済の新しい現実を知りたい方も、是非読んでみてください。

ただし、読むのに、力がいります。

腰をすえて、じっくり読むつもりでどうぞ。