専門家を疑え!

以前、一次情報にあたれ、なんていう記事を書いたことがあります。

入ってきた情報は、そのまま信じるのではなく、自分なりにその情報の根拠を確認し、論理的に考えてどうか?などと検証してから、情報を取り入れよう、という趣旨の話しです。

学校の先生が正しいとは限らない

わが家では、ある程度こどもが大きくなってからは、学校の先生の意見も、常に正しいとは限らないから、自分で考えろ、と教育しています。

たかだか40年、50年ほど生きただけで、常に正しい答えを相手に与えることができるとは限らない。

先生だってしょっちゅう間違っている。

中には、残念ながら、開いた口がふさがらないような言動をされる先生だっています。実際体験しました。

ただし、学校の先生に、あなたは間違っているなどというと、これは先生の気分を害するし、先生のめんつもつぶす。

こどもに、先生は間違っていると言われて、平静でいられる大人も少ないでしょう。むしろ、精神が成熟していない先生であれば、無意識にこどもをいじめる可能性もあります。

だから、間違っているとは思っても、学校で生活しづらくなるので、直接口には出すな、と言ってあります。

学校は逃れられない閉鎖社会です。自分の身はある程度自分で守らなくては。

また、あまり小さい頃に、こんなことを言ってしまうと、

「うちの母さんが先生の言うことなんか信じるな!って言ってた!!」

と、最悪学級崩壊の引き金になってしまいます。

だから、そういうことを教えるにしても、中学生後半や高校生など、ある程度自我が落ち着いて、こどもが自分で判断できるようになり、自分で自分をコントロールでき、そういうことを教えてもトラブルにならないだろう、と親が確信できてから、教えるべきです。

そのへんの見極めが結構難しい。

親の言うことを疑え

さらには、親の言うことも頭から信じてはいけない、と子どもに教えています。

自分が完全な人間ではないことは、自分で考えればすぐにわかります。

しかし、こどもは、反抗もしますが、ある程度無条件に親を信頼しています。

なので、親の言うことを疑え、というのは、あまりに小さい時に教えると、これはよろしくありません。

こどもには衝撃的過ぎて、こどもが心のよりどころを失ってしまいます。

小さい時は、「パパは、ママは、なんでも知っている!」と頼れる存在であることが重要なのです。絶対的な安心感が必要なのです。親にはこどもの基地としての役割があります。

時期を間違えると、こどもが混乱するから、注意深くこどもを見守らなくてはなりません。

ある程度自我が確立し、こどもが自立しようとした時。

親だって間違うこともある、ということをじゅうぶん理解できる年齢になり、親が話すことをきちんと内容的に理解でき、心情としても理解できる、そういう年齢になってから、話すことです。

親だって間違えることもある。

親と違う意見であることは罪ではない。

むしろ、親はこう言ってるが本当だろうか?と自分でその情報を精査する。

わたしがこどもに望むのは、自分で考え、自分で正しいと思ったこと、やりたいと思った道を進んでいくことです。

そのためには、親の言ってることすら疑う精神が必要なのです。

専門家を疑え

ただ、そういうことをこどもに教えようとするならば、自分自身もそのように考え、そのような行動をとらなければ、難しいでしょう。

「母さんの言ってることは間違っている。」

こどもに、こう言われて平静でいるためには、

自分自身も間違うことがある
社会的・精神的な問題には複数の答えがあることもある

などということを自分が理解しておかなくてはならない。

しかし、これは自分が普段からそのような行動や考え方をしていれば、比較的受け容れることができます。

まあ、多少むかつくことはあるかもしれませんがw

では、そういう考え方をするためには、どうすればよいか?というのに、大変おすすめの参考書があります。

勝間和代さんの「専門家はウソをつく」という本です。

電子書籍がkindleでもkodoでも出ているので、読んでみてください。さくっと読めます。

専門家でも間違えることがある

わたしは、常々自分でも疑り深い性格だと思っていて、専門家の言うことも半分くらいは信用していませんでしたが、それでも、本書を読んで愕然としました。

わたしの想定を超えていましたw

もはや、想定外w

専門家が間違えることにはざっくりわけると2パターンあるみたいです。

一つ目は、自分の専門外のことについて聞かれて回答。

二つ目は、自分の専門のことなんだけど、知識を更新してないので、古くなっている。

やっかいなのは、二つ目です。

一つ目は専門外だから間違ったという言い訳が立ちますが、二つ目は専門家という自負があるだけに間違っているという自覚がない場合もあるとか。

確かに!

サイト運営者は新たな視点を見つけるために

どのように、そのあたりを見分けるか、では専門家をどのように活用すればいいのか、という詳細については、是非本書を読んでみてください。

新たな視点がたくさん見つかると思います。

自分が専門家を活用する場合、自分が専門家として発言する場合、どちらにおいても役に立つ本だと思いました。

さらに、サイト運営者にとっては、アドバンテージをとるためのネタがごろごろ転がっているように思えました。

おすすめです!