マインドセット-ものを考える力/ジョン・ネスビッツ著/本田直之監 訳:門田美鈴訳
更新:2010年12月 6日|投稿:2010年1月 6日
カテゴリ:問題解決・リスク管理・思考力 , 未来予測・世界情勢 , ほんだなおゆき/本田直之著
本書は、レバレッジシリーズで有名な、本田直之氏が監訳した「未来を読み解くものの考え方(マインドセット)」について書かれた書です。
一つの答えから複数の答えへ
先日から読んでいる様々なビジネス書や教育書に、ことあるごとに、何かの符合のように出てくるのが、次のような認識です。
「答えが一つしかない発展的成長社会の時代は終わり、これからはいくつも答えがある成熟社会となる。」
「今までは、公式を使って素早く正確に答えを導き出す力が必要とされた。」
「これからは、公式そのものを自分で見つける、あるいは組み立てる力が必要だ。」
と、いった感じのことです。
真面目に働いていれば、収入が右肩上がりに上がっていく時代は終わり、これからは、年収はそのままでは上がらず、むしろ下がることもありうる、ということも念頭に置かなければならないようです。
まずは、時代が変わったということをはっきりと認識し、今までの常識は通用しないことが多い、ということを肝に命じておくべきでしょう。
未来を見抜く力
その上で、今度は時代の流れを見抜き、自分の行動を決めなくてはなりません。
しかし、今まで、正確な答えを出すことを一番の目的として訓練されていた時代を生きてきたのに、いきなり、今から何かを考えろと言われても、何から考えていいかわからない、というのが、多くの人の本音でしょう。
本書は、そんな人達のために、シリーズ1400万部のベストセラー『メガトレンド』の著者が、未来を読み解くための11の法則を提示してくれています。
まずは、著者がどういう形で、未来を予測しているのかを知るためにも、一読してみると良いと思います。
そして、それを自分の血肉にし、自ら時代の潮流を読むことが出来るようになれば最高です。
ただ、付け加えておくなら、本書を読めば、たちどころに時代の読み方がわかるようになる、という本ではありません。
それでは、今までのマニュアル本となんら変わりないし、そもそも、マニュアルでは、役に立たない時代だから、ほかのものを探しているのですから。
本書から、学ぶべきは、未来を読み解くための考え方です。
そして、実際に未来を読みとけるようになるには、その法則を知った上での試行錯誤が必要なことは、言うまでもありません。
コンビニでお手軽に手に入るようなものではありませんが、もし、そうした思考方法を獲得出来れば、この時代を生き抜くための強力な武器となることでしょう。
訓練するだけの価値はあると思いませんか?
興味のある方は、是非一読を!
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カテゴリ:問題解決・リスク管理・思考力 , 未来予測・世界情勢 , ほんだなおゆき/本田直之著
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