受験用にキュレーション

毎日たくさんのビジネス書が店頭にならんでいますが、それを大量に読み込むと、あの人とこの人は言葉は違えど、同じ事を言ってますよね、ということがわかってきます。

大切なことは、いろんな人が、いろんな本で、いろんな切り口で繰り返し語っているので、たくさん本を読んでいくと、ああ、これまた出てきたな、大切なんだな、ということがよくわかります。

実は、今回読んだ池田潤さんの『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』も、ビジネス書をよく読んでいる人ならおなじみのエッセンスがたくさん出てきます。

では、この本を読む必要はないのでしょうか?

そうではありません。

この本のポイントは、それらのビジネス書に出てくるようなエッセンスを、

受験生が勉強して結果を出す

という切り口を軸にしてまとめていることが重要なのです。

以前ご紹介した、マサオさんのブログ飯も、ブログで飯を食うということを軸にキュレーションされた本でしたが、今回の「机に向かう前」は、勉強で結果を出す方法を軸にしてキュレーションしたものなのです。

高校生にビジネスの真髄をたたきこむ?

ビジネス本では常識と思われるようなことが多かったですが、これを受験のための勉強で結果を出すという軸でまとめ直しているので、非常に役に立つ内容になっています。

わたしは、大学生の時にビジネス書を読んでる変な学生でしたが、さすがに、高校生でビジネス書ばかり読んでいる高校生は、そうそういないのではないかと思うのですよ。

なので、これ、高校生には結構衝撃的なんじゃないかな。

そして本書を1冊読んで実践することができれば、勉強で結果を出すこともできるし、そうと見せかけて実はビジネスの真髄まで、高校生のうちにたたき込めちゃうという、大変美味しい1冊になっています。

これは、ぜひこどもさんに読ませて欲しいですね。

実はこの本は、勉強した割には、結果がなかなか出なくて悩んでいる下の子どものために買ったものです。

ちょっとこどもに渡す前に、本当に役に立つ本なのかどうなのか、検査するために読んだというわけ。

読んだ結果、これはぜひこどもに読ませなくてはと思いました。

親が語るには限界がある?

わたしもビジネス書をたくさん読んでいるので、ことあるごとに、こどもに役に立ちそうな考え方は伝えていますが、なかなかはかどりません。

途中で脱線しちゃったりして。

親がそうやって伝えるのも、もちろん大切ですが、こうやって悩んだ時はチャンスでして、参考になる本を送り込めば、ぐんぐん吸収することでしょう。

本なんて読んでる暇がない、という反論もこどもから聞こえそうですが、よくビジネス書に書いてあることですが、

本を読まないから時間がないんだ

ということを伝えてみてください。

ということで、本書はさまざまなビジネス書のエッセンスをなかなかわかりやすくまとめた良書だと思います。

お子さんが一生懸命勉強しているのに、今一つ結果が出ないようなら、まずは親御さんが読んで理解してから、こどもさんに読ませてあげてください。

役に立つと思いますよ。