勝間和代さんの「高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人」が発売されたので、早速買って読んでみました。

本書では、ストリート・スマートとアカデミック・スマートに焦点を当て、この時代を生き抜くために、どのような素質が必要か、ということを解説した良質です。

ストリート・スマートとアカデミック・スマート

まず、本書にたびたび登場するストリート・スマートとアカデミック・スマートについて。

どちらも、「頭がいい人」を指していう言葉ですが、アカデミック・スマートは、いわゆる学歴が高いとか、勉強でよい成績がとれる人。

日本で、こどものころ、求められる「頭がいい」というのは、おもにこちらのことでしょう。

このアカデミック・スマートに対して、勝間和代さんが、本書で目指すべきとしているのが、「ストリート・スマート」。

本書で、ストリート・スマートの特徴とされているのが、

  1. 状況理解・判断能力がある
  2. 人の気持ちの機微がよく分かる
  3. 自立心が旺盛だが、独断的ではない

と、なっています。

日本のゆとり教育もおそらくは、ストリート・スマートを育てようとして、大きく挫折失敗してしまったのでしょう。

では、ストリート・スマートになることは難しいのでしょうか?

本書では、確かにストリート・スマートの能力を身につけることは、時間がかかるが、コツさえ掴めば後天的に身につけることができる、と言っています。

ストリート・スマートになるためのノウハウ

本書では、4つの章にわけて、ストリート・スマートになるためのノウハウを提示しています。

頭がいい人の7つの習慣
頭がいい人の7つのスキル
新しい考え方をもたらす7つの視点
頭をよくする7つの方法

今は答えがない時代であり、自ら思考し判断できる人材を育成しなければならない、と確か大前研一さんもおっしゃっていた、と思います。

言葉は違いますが、勝間和代さんのこの本に出てくるストリート・スマートという力も同じことだと思います。

答えのない時代に、自分でいかに考え行動するか、そのための力がおそらくストリート・スマート力なのだと思います。

今の日本を変えていくには、日本人である、わたしたち一人一人が、ストリート・スマート力をつけ、何がいいことで、何をすればいいのか、考えなくてはいけないのではないでしょうか?

一人一人が考えることで、大きな力になると思います。

ぜひ、本書を読んで、ストリート・スマート力はどういうものかを理解し、考える力を身につけ、あなたの人生をそして、あなたの周りの人達を豊かにする力を身につけて欲しいと思います。
オススメです。