自分をデフレ化しない方法/勝間和代

勝間和代さんの「自分をデフレ化しない方法」を読みました。

現在、日本が陥っている深刻なデフレについて理解し、それを解決する手がかりを提言し、自己防衛のためのTipsがうまくまとめられている良書だと思います。

現在のこの状況をどうにかしたいと思っている方には、是非読んでいただきたいと思います。

楽天ブックス  自分をデフレ化しない方法

デフレの影響と生活防衛術

第一章は、デフレが私たちの生活について与える影響について。

現在の悩みの8割はデフレが原因という部分は驚きです。

続く第二章では、具体的な生活防衛術について。

デフレ時代のサバイバル術16か条は必読です。

特に、収入における食費や、教育費、蓄財の割合など、管理人的にはとても参考になりました。

デフレの知識と対処方法

第三章は、経済知識ゼロでもわかるデフレ。

現在のデフレは、サブプライム危機やリーマンショックが直接の原因ではなく、ある事柄が原因であり、それを改善すれば、デフレを脱出できる、と勝間氏は主張しています。

第四章、こうやってデフレを退治しよう。

いたずらに危機感をあおるだけではなく、解決策が提示されているので、そこは読んで自分で考える価値があると思います。

第五章は、もっとお金を配ろう。

タイトルだけ見ると、拒否反応が出そうですが、財政政策を行なう際に、今までのような箱物でなく、どんなソフトに投資すれば良いかという提言です。

まず読んで考えよう

正直なところ、勝間さんが言っていることが、本当に正しいのかどうか、ということは、わたしにはわかりません。

しかし、デフレとわたし達の生活について考えるためのよいきっかけとなる本だと思うのです。

今の日本の状況がとても閉塞的だということは、そこに住んでいる私達が実際に感じていることです。

この状況を解決するために、自分で何が出来るのか?

この本にはたくさんのヒントがあるように思えます。

新聞や雑誌、テレビなどだけ見ていては、本当の状況というのは、もうわからない時代です。

皆さんも、是非本書を読んで、何が正しくて、何が間違っているのか。

どんな行動を取ればいいのか、考えてみてください。

——2010.9.29追記——
勝間和代さんが、管首相にデフレについて提言した問題については、各所で議論が巻き起こっているんですね。

知人に教えてもらいました。

そういえば、そんなニュースがあったかも。これのことだったのか。

勝間さんに対する反論の記事をいくつか掲載しておきます。

どなたが言ってることが正しいのかわたしにはよくわかりませんが、両方併せて読めば、現在の日本の状況について、理解が深まると思います。

っていうか、わたし、もうわけがわかりませんw

 勝間さんのインフレ政策を実行するとどうなるのか?:金融日記
 勝間和代氏のためのマクロ経済学入門:池田信夫blog
 結局小手先の経済政策でデフレをなんとかしようと思うなんて小ざかしいよね。:六本木で働いていた元社長のアメブロ