混迷を極める世界経済。本書は、その中で日本がどうすればリーダーシップをとり、経済と国力を復活させることができるか、ということについて、大前研一氏の提言をまとめたものです。

楽天ブックス  最強国家ニッポンの設計図

年金・税金・経済・産業・教育・雇用・憲法改正・道州制・外交・防衛・新しい経済学について、日本がリーダーシップをとるために大前氏が是とするところを力強く論じています。

そして、それを実行するための国家シンクタンクがサブタイトルにもなっている「ザ・ブレイン・ジャパン」です。

すごいなと思ったのは、すでにこのザ・ブレイン・ジャパンのスタッフ募集のサイトが設置されており、興味のある人は連絡先を登録できるようになっています。

提言だけで終わるつもりはない、本気ということなのだと思います。

わたしはこの本を読んでやっと、最近、各政党のマニフェストに登場してきたいろいろな政策のことがわかってきました。

また、現在の世界情勢と、それを打破するための解決策と日本が果たせる役割についても、はっきり提案されています。

教育についても、年金や税金についても、現状を改革しなければ、日本の将来は暗いだろう、というのもわかりました。

こどもを育てる上でも、ビジネスを行っていく上でも、現在の世界情勢を読み解き、将来を見据えた投資を行っていくことが肝心です。

テレビや新聞ではあたりさわりのない解説しか見たり読めたりしないので、結局よくわからないことが多いです。

ある意味、本書を読むとすかっとします。

それは、未来が見えたような気がするすかっと感です。

自分の将来は、日本は、世界は一体どうなるんだろう?と不安に思っている方は是非本書を読んで、自分に何が出来るかを考え、困難ではありそうだけれど明るい未来への一歩を踏み出して欲しいと思いました。

オススメです。